26年度ともえシニアカレッジ冬期講座

第4回 文豪の友情 ~夏目漱石と正岡子規の漢詩

講師 函館漢詩文化会 主宰 山形 周文 氏

 

明治29年1月7日、漱石の任地松山の愛媛県立中学校に戻るときの新橋駅での送別の漢詩である。子規と漱石の東大時代からの親交深さは、夏目漱石の「漱石」の号は、正岡子規のペンネームの一つから漱石に譲られたと言われていることからもうかがえる漱石は松山に着いた後、この詩に「尤も生に適切」と「次韻」して詩を返した。(次韻とは他人の詩と同じ韻字を同じ順序で用いて詩作すること)(テキストより抜粋)

正岡子規の送る漢詩夏目漱石の次韻による漢詩による返書を、語釈・詩訳・背景等の中で子規と漱石の深くほのぼのとした友情を感じさせる解説講演をしていただき、子規と漱石のことが鮮明に新しき知識として蘇りました。

H・KOBAYASHI